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弘法大師空海(七七四―八三五)自らが阿波、土佐、伊予、そして讃岐の四つの国、八十八の寺を巡り紡いだ、お遍路の道。
「お大師さん」とも親しげに呼ばれるこの四国八十八箇所は、大師の聖なる足跡を巡ることにより、八十八の煩悩を断ち切り、八十八の功徳を得るとされています。それは総距離およそ千四百キロにものぼり、歩いて巡る場合は全行程一ヶ月半から二カ月もかかる厳然たる修行の場でもあるのです。
この四国八十八箇所巡りは、「順打ち(じゅんうち)」と呼ばれる第一番札所霊山寺(徳島県)から巡拝を始めることが通例ですが、第八十八番札所大窪寺(香川県)から逆に巡ることを「逆打ち(ぎゃくうち)」といいます。
逆打ちは順打ちで巡礼するより道々が険しく、道標も整っておらず、その行程がいっそう厳しく難儀です。そのため逆打ちは順打ちよりも三倍の功徳があるとされており、また、弘法大師は順打ちで巡っていることから、「お大師さんに出会いやすい」ともいわれています。
超時空讃岐饂飩「逆打ち」と命名させていただいたこのお饂飩は、みなさまにより多くの功徳がありますようにとの願いを込めさせていただきました。
同時にわたくしどものお饂飩を今の時代に逆行するがごとく古き良き製法を頑固一徹に守り抜き、進化良化も昼夜常にこころがけ、真心こめて打ってきたいわば修験の賜物として与えられたと感じております。
お饂飩の技術は弘法大師が唐から持ち帰ったとの言い伝えがあります。
超本格讃岐うどん「逆打ち」を召し上がっていただきまして、時空を超えお大師さんに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。